postal works 199501-199512
“自分のまなざしがいつもあまりにも断片的で曖昧なことに不安を覚えます
その不安の中にこそ<私>という<形態>が眠っているようにも思えます
私の不安定なまなざしが結晶を夢みつつも決して凝固しえない液体のような
<あるもの>として確認されてゆけばよいと思います
1995年はそのための<Text>を制作してゆきます
<Text>のための資料は 毎月 <ある形> で制作され送付されます ”
郵送のはじまりのテキスト 1995.JAN.
199501
It is seldom found in pure form_____MATERIAL GLANCE FORM
それは滅多に純粋な形では見いだされない
+テキストとナンバーをタイピングした紙に出会った紙片(プラモデルキットに入っていた紙製の型紙の残滓)を定規にしたドローイング2点
+マーキュロを塗布したゴムシートをカッティングして紙片を複製したものとともにタイピングした封筒にいれる
199502
my colt
+テキストとナンバーをタイピングした紙に出会った紙片(N.Yの路上で拾得)
の実サイズを拡大して定規にしたドローイング (紙を日焼けさせた上に線でトレースしたものも制作 送付したのはマーキュロで表と裏を塗ったもの)
+カラーコピーと厚紙で複製した元になった紙片と拾った日付のレシートの複製とともにタイピングした封筒にいれる
199503
Das Schlüsselloch ist die einziger Wunde. <鍵穴>は唯一の<傷口>
+テキストとナンバーをタイピングした紙に出会った形を定規にして マーキュロで塗ったドローイング2点
+線のドローイングとタイピングした薄葉紙を重ねあわせたテキスト
+薄プラスチックで複製した元になった形と拾った日付のレシートの複製
199504
post card works 1
+ マーキュロで手描きのドローイングにエンボスした個展案内状のセット
works in the exhibition SAI gallery/osaka
+個展の展示写真とプランドローイングのカラーコピーによる記録
199505soft keyhole / gardener cort
+「柔らかな鍵穴」のミニチュアを琺瑯板に設置
199506
MATERIAL GLANCE 物質のまなざし
works in the exhibition gallery Kashiwagi/tokyo
+個展の案内状とmaterial glanceのリーフレット
199507
MATERIAL CHART 1995, Die Rote 370324-1995
works in the exhibition Akira Ikeda gallery/taura
+グループ展の展示写真のカラーコピーによる記録
199508
post card works 2
1995works in the exhibition Yoshii gallery west /tokyo
+ グリッドを印刷した上にマーキュロで手塗りの個展案内状24枚のセット
199509
NOTE <das Grtenbeet>
+「苗床」をイメージしたドローイングのカラーコピー
*199507-08-09 まとめて郵送
199510
NOTE;TEXT 05101995-26101995
+3週間に描いた制作ノートをカラーコピーで複製し袋綴じで製本
das Schnittmuster serien1995-01
199511
my colt
+テキストをタイピングした紙に出会った紙片(N.Yの路上で拾得)
の実サイズを拡大した型紙で紙に日焼けさせた上に線でトレースドローイング
199512
NOTE;TEXT – Der Alltag-
works in the exhibition gallery Gen/tokyo
+個展の案内状とプランドローイング