[展翅考]のためのメモ 

たとえば<自然>という絶対性からの
従順な抽出による形体を という方法ではない
かといって<motiv>を自身のまったく抽象形とは云いきれない

個体としての原始的な記憶や記録にのっとっているような形体

すでに用意されているハズであるという仮定が
できるような形体

自分の手の内にすでにあるハズの形体を
選び取ってゆくこと

そういう意味では 決して造形形体であるとは
云ってはならないように自分に確認してゆくべき

+

<湿度>と<発声>を表す物質そのもの
そして 重力に絶対的な姿勢を示すモノ

<発熱>と<呼吸>そして<凝固>する物質そのもの
そして <粒子>となって<配置>されるモノ

                    02111987